見放題映画５選 週末どれ見る？ １月１０日 金曜日
これから、冒頭約３０分の時系列のト書きです。
最初の”つかみ”です。
ほんの数分で読めると思います。
この映画を見極めてね。
もちろん、全く先入観なしでの鑑賞も、
予告、ネタバレ、あらすじ、だらけの
映画鑑賞からの脱却を…。
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』
136分／2018公開
プロローグ
１９７５年、宇宙船ドッキング ハッチを開け米ソが…
２０２０年、宇宙ステーションへドッキング 扉開け…
２０３１年、宇宙ステーションへドッキング 重力装置作動 歩いて…
・・・・・様々な人型宇宙人との握手を…
２１５０年、巨大宇宙ステーションへ ドッキング
・・・・・様々な形態の宇宙人との握手を…
ついにその巨大宇宙ステーションは質量の限界に達し、地球の脅威となる。
人間は地球の重力圏外への放出を決める。マゼラン系へ向けて…。 タ・イ・ト・ル・イ・ン
４００年後、惑星ミュールでは、美しい自然とともに幸せに暮らす温和でやさしい人種が住んでいた。そこには、不思議な真珠が人々や星のパワーの源になっていた。ミュールの娘リホはその真珠を使って、動物にエネルギー真珠を生ませ、星へのパワーを与えられる能力を持っていた。ある日、その美しい空の空間を破って、戦いに敗れた戦艦が墜落してきた。星は瞬く間に邪悪な有様に変わっていった。住人は建物に避難するも、リホだけが逃げ遅れる。一人犠牲になって…。
連邦捜査官のヴァレリアンとローレリーヌは、VRビーチにくつろいでいたが、指令が入り２人は惑星キリアンへ向かう。ある物を手に入れよと。２人は、別次元のVR空間で創られている１００万もの店が存在市場がある巨大バーチャル空間へ潜入し、探索を始めるのだった…。
週末おススメ度★★★☆☆
SFエンタメ度★★★★☆
長すぎでは？度★★★★☆
無料満足度★★☆☆☆
『花とアリス殺人事件』
100分／2015公開
プロローグ。モノクロブルー。少女が部屋でバレーの練習…。
彼女は有栖川徹子。母とこの町に引越ししてきた。すると隣の家から覗かれていることにきずき、慌てて窓をふさぐも、反動で窓から転落…。母と転入先の中学校へ手続きに出かける。母は田舎で地味なこの町を気に入らないらしい。対応の若い先生にちょっかい出すも、娘の担任はおばさんで、母はがっかり。そんな母に徹子はあきれる…。
新しい教室での自己紹介「有栖川徹子」と黒板に。空いている席に座るが教室の生徒の目がなにやら不自然。掃除の時間に自分の席の下を見ると呪文らしき文字が。
自宅に帰り、母に、雰囲気悪い、いじめられているのではと報告する。突然、覗かれていた隣の家のおばさん、ゴミ出しを激しく注意される。
翌日、学校でかつてバレー教室でいっしょだった幼馴染の風子と再会。風子は、徹子を有栖川だからアリスと呼ぶことに。風子に街を案内され、そのまま彼女の通うバレー教室の見学、そこで、風子から、隣の家は、通称「花やしき」と呼ばれ、近所では不気味で有名らしい。そして、アリスのクラスで起こった殺人事件のうわさを聞く。
ある日の教室、クラスの睦美がアリスに「あなたは結界を破った…」と何やら責める。そして、睦美の催す儀式に巻き込まれるだった。
学校登校途中、アリスは、男子生徒を捕まえ、その殺人事件の真相を訪ねる。彼曰く「授業中の睦美が突然「アナフラキシー」と叫び出し大騒ぎになり、その後自分で結界を張った。それ以来、いじめられていた睦美はクラスのボスになった」のだと言う。
運動会のある日、アリスは、担任先生と隣のおばさんが、涙ながらに相談している様子を目撃。実は隣で覗いていたのは、アリスの後ろの空いた席の「花」と言う、隣のひきこもり生徒であることを知る。そして、睦美は、殺人事件の秘密をアリスに、はなし始めるのだった…。
週末おススメ度★★☆☆☆
岩井ファン必見度★★★★☆
アニメファン度★★☆☆☆
無料満足度★★☆☆☆
『羊と鋼の森』134分／2018公開
プロローグ。高校生の直樹は、冬、ひとり窓を眺めながら、将来の進路をぼんやり考えていた。突然、先生に客の対応頼まれ、明かりもない暗い音楽室に案内する。帰ろうとしたその時、鍵盤をたたく音がした。－－－♪。直樹の頭の中に森の風景が湧き出る。その男は無言で続ける。暗い音楽室にピアノの音だけが響く…。ピアノ調律師の板鳥との出会いであった。
板鳥は静かな口調で「このピアノは古いが、やさしい音がする。いい羊がいい音をつくる。最近はいい羊が育たないんだ」と説明し出す。直樹は、興味を惹かれおもわず聞きこんでしまう。男はピアノの説明を続ける。「このハンマーが、鋼の弦をたたいて…」と。直樹は自ら鍵盤をたたいてみる。ーー♪。彼の頭にまた美しい森の景色が浮かんだ。 タ・イ・ト・ル・イ・ン
直樹は、都会の調律学校に通い、瞬く間に２年がたった。そして、地元の楽器店へ勤めることに。冬景色の中、さっそく勤め先の楽器店へ向かう。静まり返った店内に「おはようございます」とあいさつする。調律師としてのスタートを切るのだった。
ある日直樹は、先輩につれられ、いつも頼まれる家を訪問、ひとしきり調律が終わった頃、その家の姉妹の姉が学校から帰宅、さっそく調律終わったばかりのピアノを弾き始める。静かな曲を気持よく弾き始める。彼はうっとり聞き惚れる。彼の脳裏には、森、川、水、空、・・・が。徐々に調律の仕事が楽しくなってきたのだった。
（直樹の回想）直樹は、家族に、自分は調律学校に行きたいと言い出す。家族はあまりの突然の発言に絶句、弟は兄の話をはぐらかす。直樹はいたたまれず家を飛び出し、裏山の森の奥へ奥へ。理解しない家族に落胆した…。その帰り、ひとりおばあちゃんが森の入り口で黙って待っていてくれていた。
直樹は、調律の仕事にどんどんのめり込んでいった。先輩から、音の堅い・柔らかいをゆでたまごに例えられ、何種類ものゆでたまごを食べ、音色をイメージするのだった。
そんなある日、突然、直樹にあの姉妹の妹が駆け込んできた。「ピアノが大変なことに、すぐ来てくれ」と。急いで駆けつけ問題を解決、事なきを得た矢先、妹が更なる注文を言い出す。先輩不在の中、ひとりだけで調律をすることになったのだがが…。
週末おススメ度★★★☆☆
カップル鑑賞度★★★☆☆
原作本重視度★★☆☆☆
音楽関係者度★★☆☆☆
無料満足度★★★★☆
『移動都市/モータル エンジン』
128分／2019公開
プロローグ。世界は６０分で滅び、その後人間は移動する都市を建造。都市が都市を喰う弱肉強食の世界があった。望遠鏡を覗く少女へスター。超巨大捕食移動都市ロンドンが迫っている。へスターが住む小さな採掘都市は急遽避難を開始、装備をたたみフルパワーで逃走するものの、モリを撃ち込まれ遂には圧倒的なパワーでロンドンに捕食されてしまう。 タ・イ・ト・ル・イ・ン
その頃、捕食移動都市ロンドンの博物館では、研究員のトムが世界が滅んだ戦争の説明を一級市民キャサリンにしていた。古代の古びた家電が展示、壊れたテレビやスマホ。２１世紀の地殻変動の地図、世界を滅ぼした量子エネルギー兵器の映像もあった。
ロンドンの廃棄場にいたへスターは、。トムとキャサリンと、彼女の父であるロンドンの支配者バレンタインもいた。それを見つけたへスターは、バレンタインに突然切りつける「母の仇だ」と。廃棄場での逃走劇が展開…。トム追う。へスターを都市から転落してしまう。バレンタインは秘密を知られたことでトムも都市の外に突き落としててしまうのだった…。
ヤギヤギン：我々日本人は宮崎アニメやタツノコプロアニメの既視感があって、正直どうしても比較してしまう。人類滅亡のディストピア感、物理法則を無視した乗り物たち、リアルだからこそ気になってしまうのはヤギヤギンばかりではないはず。しかし、細部までこだわりつくした美術演出は…。
週末おススメ度★★★★☆
ファンタジー度★★★☆☆
男の子嗜好度★★★★☆
無料満足度★★★☆☆
『日日是好日』100分／2018公開
プロローグ。私（典子）が１０才の時、家族でフェリーニの”道”と言う映画を観た…暗くて地味で理解できなかった。不満だらけの映画であった（回想）。
１９９３年、典子は２０才大学生、大学キャンパスでは、同級生と就活の話が始まり…。しかし、典子は何も考えていなかった…。
ある日の家族団らん、いとこのミチコも来ていた。ミチコは竹を割ったような性格、典子は、理屈っぽく、努力家と言われているのが気に入らなかった。そんな中、母がお茶の先生のお辞儀が素晴らしいと言う話をしだす、話の流れで典子にお茶の稽古を勧めだす。ミチコも興味を持ち、２人でその先生のお茶の稽古に行くことに…。
ある晴れた日、２人でその先生の家を訪れる。路地を抜けた古い一軒家に着く。先生は和服姿のおばあちゃん。広い庭を望む広い畳の座敷に通される。部屋には大きな書が掛かっていた。「日日是好日」と。
・・・♪ タ・イ・ト・ル・イ・ン
お茶の基本動作の稽古では、「これって何やってるの？」「なぜこうするの？」などと質問攻めにし先生を困らせたり、お茶の実践の稽古では、障子の開け方や柄杓の使い方、返事の仕方、畳の歩き方まで、事細かい作法の稽古で２人はほとほと疲れてしまう。先生はその様子に「お茶はかたち、いれもの。心は後で入ってくる」と励ますのだった。典子はこの先も続くのかと不安になるのだった…。
二か月後、なんとか稽古は続いていた。しかし、先生の叱咤も続く「まだ頭で考えている、習うより慣れろ」と。これから夏休みという時に、ミチコが長期の旅行に行くと言い出す。その間稽古は、典子一人。困惑するのだった。
夏休み明け、９月。典子は行きたくない、休みたいと言う気持ちを抑え稽古に行く。一人でお茶を立て…ひとしきり終わった時、典子は「あれ、手が自然に動いた…」。先生はうなずき返す。典子は不思議な感覚と充実感に満たされるのだった…。
ヤギヤギン：黒木華という女優、岩井俊二に平成の最先端を走る女優と言わしめた女性。作品には「舟を編む」「小さいおうち」「母を暮らせば」「リップヴァンクルの花嫁」・・・。幼きころから演劇を志し、大学でも演劇コースを、その後も自らオーディションで道を開拓、夢を実現していく。劇中、これが演技？と疑うほどの…。これがはたして、目指して出来る芸当なのか…。
週末おススメ度★★★★★
黒木華度★★★★☆
樹木希林度★★★☆☆
癒し度★★★★☆
無料満足度★★★☆☆
